インドネシア・パプア（旧イリアンジャヤ）州のプリミティブ・ジュエリー（アンモナイト＆宝貝8個）
インドネシアの最東端にパプア（旧イリアンジャヤ）州があります。日本の面積よりも広い、その西部ニューギニアの中央高地に、肥沃なワメナ盆地が横たわっています。ジャヤウイジャヤ県の県都でもあります。標高は約1,500メートル。バリエム渓谷の中心地です。その昔、“戦の広場”と形容されたほど、部族戦争が頻発していた地域です。 その高原に暮らすダニ人は、そのプリミティブ・アートの高い芸術性でもよく知られています。大自然と共生しようとする暮らしぶりは、村人たちが創意工夫で生み出す、色々なアクセサリーからも見て取れます。バリエム川上流部で見つかるアンモナイトの化石と水晶の原石。そしてパニアイ地方で有名な野性蘭の黄色い茎。さらにはクスクス（有袋類のナマケモノ）や極彩色の翼を持つ鳥。それら自然物が持ち合わせている美しさに、ダニ人の感性が加わり、見事なアクセサリーが誕生します。
写真は、アンモナイトと宝貝とを組み合わせたネックレスです。ペンダント部分の長さは約6.5cm、最大横幅は約7cm。重さはおよそ52グラム。紐の長さは約74cm。

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