② もう一つは叩くための打ち出し鏨で、刃がついていない(下の図)。用途によって、太さや丸みが違い、円形、楕円形などがある。
③ 金槌は、打ち込む力の必要度に応じて使いわける。強く打つ時は大きくて長いもの、細かい作業が必要な時は小さいものを用いる。特に刃鏨で細い線を彫る時などは、鏨に当たる面の広い金槌を使う(下段中央)。刃先の方を凝視するので、見えない鏨の頭を打ち損じないためである。打ち込む位置がそれほど厳密でない時は、直接金槌で打つこともある(⑩参照)。右上の木槌は、制作途中で反った銅板を平らにするためのもの。
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