尾州住藤原兼常の脇差になります。
刀身は概ね良好かと思います。
前所有者によりますと3年ほど前に研ぎに出したそうです。
錆は見受けられませんがヒケ傷や時代に伴う鍛え傷等ご了承下さい。
鑑定書付きになりますので刃切れは無いと思います。
封筒に初代政常と手書きで書いてありますが真偽は不明です。
ただ濃州から尾張に移住しているのであながち間違いでも無いかもしれません。

時代物の拵については恐らく作者が同一であろう刀装具一式に鍔、小柄になります。
刀装具につきましては無銘の為、作者は不明になりますが『藻柄子宗典』に近い作風に感じます。
鍔につきましては『越前住記内作』と有ります。
小柄には『三原住◯行』と解読が出来ない為、分かる方に読んで頂ければと思います。
鞘につきましては時代物になりますので凹みやひび割れ等状態は決して良く無いかもしれません。

自分が手に取った時には鞘鳴りガタ付き等酷かった為、濃州堂というところで最低限の修理をお願いしております。

登録証が付いておりますので、落札して購入後、銃砲刀剣類所持等取締法にもとづき都道府県の教育委員会に所有者変更の届出が必要ですので、商品到着後、速やかにお手続きをお願い致します。

気になる箇所がありましたら、ご入札前に必ずご質問くださるようお願い致します。尚、当方が刀剣・古美術に明るくは無い為ご質問された内容によってはお答え出来ない場合があります事、ご了承願います。

こちらの希望する金額に大きく届かない場合、オークションの終了直前に取り消しをすることがございます。
予めご了承ください。

日本刀の特性を理解し商品説明をしっかりとお読みの上、ノークレーム、ノーリターンでご理解いただける方のみご入札をお願いします。