北出不二雄は1919年、石川県で生まれました。九谷焼の名工だった北出塔次郎の養子となるとそこで陶芸の手ほどきを受けています。それから日展を中心に精力的に制作活動を行いました。公募展では数々の賞を受賞して華々しい活躍をしています。北出不二雄はペルシア陶器やマヨリカ陶器の研究を行ったことでも知られてています。中東と西洋の文化を融合させて九谷焼の可能性を広げた作品を作り出しました。北出不二雄は、釘彫の刻文に釉薬をかける青釉や彩陶などの新しい装飾技法を作り出しています。これは九谷焼の可能性と世界を大きく広げていくものでした。北出不二雄の色絵装飾技法の特徴は、素地が生乾きの状態の時に表面を釘彫りにして文様を表現していく技法を駆使したものです。その文様を伝統的な九谷五彩で彩色をします。北出不二雄の作品は古九谷で見られる特徴的な光沢が強い色絵装飾と異なっており、柔らかな味わいを生み出しています。ここに北出不二雄ならではの独特の美意識が反映されていると言えるでしょう。日本新工芸家連盟常務理事や日本陶磁協会九谷支部長、九谷焼技術保存会顧問、金沢美術工芸大学学長などにも就いています。さらに九谷焼の石川県指定無形文化財保持者にも認定されました。申し訳御座いませんが、後はお写真で判断ねがいます。

大切なお客様よりのご依頼品です。
当方余り詳しく無い為、
答えられる質問とられない質問があります事を
お許し下さい。
その分、きっと
お安く出品していると思います。
これから、かなりの数出品致しますので、
ご期待に添えるよう努力は惜しみません。
宜しくお願い致します。

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骨董品のため落札後に何を言われましても、
了解したものと解釈させて頂きます。