◆　サイズ　◆

  径：約１１．７ｃｍ　高さ：約８．０ｃｍ

 
◆　状態　◆

五代 清水六兵衛(六和)作の、赤楽茶碗です。

桐共箱・黄布付。保証品。

力強い篦目、柔らかな赤色に暗色が調和し、華やかに景色を深める一碗です。

多少の経年はありますが、その他に目立った傷みも無く良好な状態です。共箱に保管によるヨゴレがあります。



五代六兵衞（1875（明治8）年〜1959年）
日本画家・幸野楳嶺に師事し、その後、父について作陶を学ぶ。
明治30年代から、京都市陶磁器試験場の協力を得て西洋の新しい釉技などを積極的に研究し、浅井忠などとともに中心となって陶磁器図案研究会「遊陶園」活動を始め、図案を改良した陶磁制作を行った。
1914（大正3）年に五代を襲名。音羽焼、大礼磁などの独自技法を打ち出した。
琳派風、仁清風の伝統意匠も研究し制作を行った。その後も各美術展覧会を活躍の舞台とし、1927（昭和2）年に帝国美術院展に美術工芸部門（第四部）が新設されると、京都からただ一人審査員として選出された。
1937（同12）年、帝国芸術院会員就任。
1945（昭和20）年に長男・正太郎に家督を譲り隠居、六和と号し、亡くなるまで作陶を続けた。

その他詳細については画像をご覧のうえご判断下さい。

他にも茶道具を出品していますので、ご覧ください。